今回は以前解説した「マーカーを追加する方法」をベースに、マーカーを配置・削除する方法について解説していきたいと思います。
削除ボタンをクリックした時のイベントには、マーカーを削除する処理を行いたいと思います。
地図に配置したマーカーを地図から削除するには、「setMap」メソッドを使い引数に"null"を指定します。
マーカーを削除する処理の記載方法は、これだけです。とても簡単ですね。
地図にマーカーを配置するには、削除の時と同様、「setMap」メソッドを使い引数に"map"を指定しましょう。
これで、配置ボタンと削除ボタンをクリックした時に、マーカーが配置されたり削除される処理を確認することができるようになります。
それでは、以下サンプルで全体のソースと実際の挙動を確認してみましょう。
サンプルページはこちら
そのような時には、Markerクラスで用意されている「setVisible」メソッドを使って非表示にしましょう。
引数に"true"を指定するとマーカーが表示され、引数に"false"を指定するとマーカーが非表示になります。
尚、上記メソッドを使う代わりに、MarkerOptionsオブジェクトの「visible」プロパティに"false"を指定しても同様に非表示となりますので、どちらを使用しても問題ありません。
以上でマーカーを配置・削除する方法の解説を終わります。
マーカーを配置、削除、非表示するなどの処理はとても頻繁に使います。
今回のサンプルでは1つのマーカーに対して処理させていますが、実際に地図システムを開発する場合、大量のマーカーの同時に処理させる必要性が出てくることでしょう。
まずは、基本の動作をしっかりと理解した上で、徐々に活用できる機能へと発展させていきましょう。
マーカーを地図から削除する
まず、「マーカーを追加する方法」の手順に沿って、地図にマーカーを設置しましょう。削除ボタンをクリックした時のイベントには、マーカーを削除する処理を行いたいと思います。
地図に配置したマーカーを地図から削除するには、「setMap」メソッドを使い引数に"null"を指定します。
1 2 | //マーカーを地図から削除する marker.setMap( null ); |
マーカーを地図に配置する
それでは次に、削除されたマーカーを再度配置させるために、配置ボタンをクリックした時のイベントに、マーカーを配置する処理を行いたいと思います。地図にマーカーを配置するには、削除の時と同様、「setMap」メソッドを使い引数に"map"を指定しましょう。
1 2 | //地図にマーカーを配置する marker.setMap(map); |
これで、配置ボタンと削除ボタンをクリックした時に、マーカーが配置されたり削除される処理を確認することができるようになります。
それでは、以下サンプルで全体のソースと実際の挙動を確認してみましょう。
マーカーを配置・削除するボタンを設置する
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マーカーを非表示にする
マーカーを削除せずに、地図に配置したままの状態で非表示にしたいというケースもあります。そのような時には、Markerクラスで用意されている「setVisible」メソッドを使って非表示にしましょう。
1 2 | //マーカーを非表示にする marker.setVisible( false ); |
引数に"true"を指定するとマーカーが表示され、引数に"false"を指定するとマーカーが非表示になります。
尚、上記メソッドを使う代わりに、MarkerOptionsオブジェクトの「visible」プロパティに"false"を指定しても同様に非表示となりますので、どちらを使用しても問題ありません。
以上でマーカーを配置・削除する方法の解説を終わります。
マーカーを配置、削除、非表示するなどの処理はとても頻繁に使います。
今回のサンプルでは1つのマーカーに対して処理させていますが、実際に地図システムを開発する場合、大量のマーカーの同時に処理させる必要性が出てくることでしょう。
まずは、基本の動作をしっかりと理解した上で、徐々に活用できる機能へと発展させていきましょう。
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